横浜"文明開化"はじめて物語 ガス&鉄道150周年記念ライブ「Special Jazz Night」開催!
東京ガスネットワーク株式会社 横浜支店
企画背景
祝150周年! ガス事業開業×鉄道開業
1872年、東京ガスの前身である横浜市瓦斯局が横浜の馬車道にガス灯を点灯。これは日本のガス事業の始まりであり、柔らかな光で街を包みこむガス灯は文明開化の象徴とされた。同年、新橋と横浜間(現:桜木町駅)では日本で最初の鉄道が開業。そして2022年、ガス事業と鉄道事業ともに開業150周年を迎えることとなり、記念イベントが開催されることになった。
プロジェクトの目的・目標
横浜の地と横浜の皆さまに感謝を伝える
1872年横浜で始まった日本の都市ガス事業。1969年には日本で初めて横浜の東京ガス根岸基地で天然ガスの受け入れが行われた。高度経済成長期のエネルギー需要の増大に伴い、石油系エネルギーに代わるクリーンで高カロリーなエネルギーとして天然ガスは注目を集めていた。天然ガスの普及に伴い、家庭に供給するガスの熱量を高カロリーなものへと変更する「熱量変更(※1)」の作業が一軒一軒必要となり、多くのお客さまにご協力をいただいた。さらに2022年は、横浜市鶴見区の研究施設でメタネーション(※2)の実証実験を横浜市と開始。これまでのガス事業の実績は、横浜の地と地域の皆さまの協力がなければ成し得なかったことである。その感謝の気持ちを、横浜の皆さまに伝えるため、このイベントが企画された。
※1熱量変更:都市ガスの熱量を高カロリーの13 Aガスに統一した取組みのこと。家庭にある全てのガス器具の熱量変更を行った。
※2メタネーション:水素と二酸化炭素から都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術。脱炭素社会の到来に向けて、ガスのカーボンニュートラル化を実現するために開発・実証を推進している。
実施内容
ライブへの集客から運営まで
横浜は日本のジャズ発祥の地であることから、ジャズライブを関内ホールで開催した。横浜を代表するジャズシンガーキャロル山崎、ジャズピアニスト山下洋輔、そしてC&H SKY JAZZ ORCHESTRAをはじめとするアーティストが出演する無料のイベントを2022年10月31日(月)に開催。制作したチラシ・ポスターを馬車道にある商店街へ配布する、JRの駅構内に掲示するなどの集客を行った。また、イベント事務局を設け、お客さまからのお問い合わせの対応や応募抽選などを請け負った。イベント当日は、開演直前の短時間に集中して来場することを想定し、スムーズなオペレーションを心掛けた。
結果・効果
定員の2倍を超える応募に
1,021名の席数に対して2,375名と、2倍を超える応募があった。当日は開場時間に入口付近で他イベントが開催されること、そして1,000名を超える多くのお客さまが一気に来場されることから、動線の区分けや適切な人員配置などを念入りに準備した。当日運営では混乱を招くことなくスムーズに行い、東京ガスネットワーク株式会社横浜支店さまから高い評価をいただいた。
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