「オンライン料理教室」運営
東京ガス株式会社
企画背景
新型コロナウイルスの影響により料理教室が開催中止に
クライアントが各拠点で提案している料理教室は年間約3,000回開催してきたが、新型コロナウイルスの影響により対面形式での料理教室の開催を中止となっていた。クライアントは「食」を通して新しい形で人が集う「オンライン料理教室」手法の確立を検討されていた。
プロジェクトの目的・目標
ニューノーマルの環境で新たな価値創造を
オンラインでの料理教室運営を確立させ、リアルの場ではないからこそ提供できる新たな価値創造や、顧客との関係性向上が目的。
実施内容
リモートだからこそ実現する生産者と消費者の橋渡しに
にんにく農家とコラボした調理実習型オンライン料理教室を開催。料理教室で使用するこだわりのにんにくは、事前に産地から参加者の自宅に直送した。
オンライン料理教室は三部構成で開催。
第一部:生産者からのミニセミナー、第二部:調理デモンストレーション、第三部:各班にわかれて調理実習、の流れで実施した。
第一部では青森にいる生産者とライブ中継でつなぎ、自身の畑から生産の様子や保存方法など発信していただいた。普段直接コミュニケーションをとることが難しい生産者と消費者をつなぐきっかけになった。
第三部では、zoomのブレイクアウトルーム機能を使って、講師1名に対して参加者4名に班を分けて実施することで、講師とコミュニケーションを取りやすくした。
結果・効果
即完売など開催前から大きな反響が
先着20名枠が早々に完売、取材依頼の問い合わせが入るなど開催前から大きな反響があった。オンライン上で班を分けたことで、参加者からは「少人数指導なので先生に直接アドバイスいただけて、対面形式と変わらない環境でよかったです」という感想をいただいた。アンケートも「満足」「やや満足」が100%を占める結果となった。
生産者からは「今回受講していただいた方々とつながりができて、その後SNSでやり取りさせていただいています」というお言葉をいただき、生産者と消費者の「つながり」を体現できたオンライン料理教室になったと考えられる。
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